卒業論文研究

2020年度

  • 直交2方向で剛性と耐力の異なる建物の水平2方向地震応答:
    建物の構造設計では、それぞれの構面方向へ水平1方向に地震動を作用させることが一般的です。しかし、実際には多方向から地震動は作用します。この研究では、地震動の水平2方向入力と1方向入力のときの応答を比較しました。直交2方向で剛性と降伏耐力の異なる1質点系モデルを用いて地震応答解析を行い、塑性率や総エネルギー入力について考察しました。復元力モデルは完全弾塑型とスリップ型の2種類で、スリップ型モデルは当研究室のオリジナルです。
  • RCピロティ構造の耐震壁下枠梁の応力に関するFEM解析:
    ピロティ形式のRC造建物は利便性が高いですが、これまで地震で多くの被害を受けています。日本建築学会のRC規準では、ピロティ階の見上げ梁について終局耐力の検討を行わない場合に目安となる梁軸力や梁端の曲げモーメント、壁の縦筋比の算定などが示されています。この研究では、柱間スパンと耐震壁の縦筋比をパラメータとしてFEM解析を行い、当該梁の応力について考察しました。